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「蟬丸」コンサート in Kyoto

10月14日下鴨神社「蟬丸」コンサート 『蟬丸ー陰陽師の音』陰陽師30周年記念

ピアノ:スガダイロー

朗読:夢枕獏

サックス:崔勝貴

パーカッション:T木 

場所:下鴨神社 橋殿(重要文化財)
主催 世界遺産糺の森芸術祭実行委員会

撮影:井上嘉和

 

021 蟬丸

SEMIMARU concert at Hashidono,Shimogamo Tadasu no Mori forest, Kyoto, on 14th Oct

Piano : Suga Dairo

Reading: Baku Yumemakura

Sax: Shouki Sai

Percussion: T-gi

Sounds: singing insects and starlight.
Photo by Yoshikazu Inoue

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5月10日発売 Niwatazumi Kazumi Ikenaga + PAUSELAND  - にわたずみ –  池長一美+ポーズランド

クラシックや教会音楽をルーツにアンビエントなジャズを創作し続ける北欧デンマークのバンドPAUSELAND、水彩画のようなドラミングで聴く人を魅了するドラム奏者・池長一美

森を吹く風、水の波紋、空を漂う雲。スカンジナビアの未知の音が心の奥の懐かしい風景を切り取っていく

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Niwatazumi

Kazumi Ikenaga + PAUSELAND

– にわたずみ –  

池長一美+ポーズランド

2017.05.10 リリース

DDCJ-4019 ¥2,500(本体)+税

amazon

1. Unspoken Language  /   Jakob Buchanan
2. Twosome  /    Christian Vuust
3. JSB  /   Christian Vuust
4. Niwatazumi   /   Kazumi Ikenaga
5. Plastic Moon  /   Kazumi Ikenaga
6. Nanna  /   Jakob Buchanan
7. Returning  /   Kazumi Ikenaga
8. Høj Himmel  /   Christian Vuust
9. By The Blue Bridge To Morgan Country  /   Jakob Buchanan

Recorded on July 11th, 2016 at Finland studio, Aarhus, Denmark
Recorded, mixed, and mastered by Jacob Worm

 

Personnel

▪︎ 池長一美 (ドラムス) Kazumi Ikenaga / Drums
京都生まれ。1988年バークリー音楽大学に奨学生として留学。元ビル・エバンストリオのジョー・ハントに師事。在学中からボストンのジャズシーンで活躍。1995年帰国後、東京、横浜を活動拠点とし、石井彰、中牟礼貞則、難波弘之、青柳誠等多くの実力派アーティストたちと活動。現在、洗足学園音楽大学で後進の指導にも力を注ぐ。暖かく美しい音色で語りかける独自のドラミングスタイルに根強い支持者を持つ。

ポーズランド PAUSELAND
2005年に結成。デンマーク在住の4人=サックス、フリューゲルホーン、ギター、ベースで構成されるドラムレスのカルテット。
これまでに「PAUSELAND」「PALINDROME」「AT THE END OF THE DAY」をリリース。

▪︎クリスチャン・ヴースト(テナーサックス、クラリネット)
Christian Vuust / Tenor saxophone and clarinet
1964年デンマーク、オーフス生まれ。サックス奏者。作曲家。オーフス王立音楽大学準教授。北欧の洗練された感性から生み出される音楽は瞑想的で天才的。バークリー音楽大学において、ジョージ・ガゾーンに師事。これまでにラーシュ・ヤンソン、アーロン・パークス、アレックス・リール、シリエ・ネルゴー、デンマークの詩人ペーター・ラウエセン他と共演。これまでにリーダー作、共同名義で15のアルバムをレコーディング。サイドマンとして50以上のアルバムに参加。2014年『Urban Hymn』がデンマークジャズベスト作曲者賞にノミネート。2017年5月に来日して関西、広島、東京とツアー予定

▪︎ヤコブ・ブキャナン(フリューゲルホーン)
Jakob Buchanan / Flugelhorn
1968年デンマーク、オーフス生まれ。トランペット奏者。作曲家。2008年からMarilyn Mazur、Jakob Broらとカルテットを結成、長年にわたり活動。『Some People&Some Places』が2014年デンマークジャズ大賞2部門にノミネート、2016年デンマークベストジャズアルバム賞、作曲者賞を『Requiem』でダブル受賞。

▪︎ ソレン・ダール・イェッペセン(ギター)
Søren Dahl Jeppesen / Guitar
1980年デンマーク生まれ。コペンハーゲンリズミック音楽院を2007年に卒業。アーロン・パークス、ヤコブ・ディネセンらと共演、レコーディングを行う。2011年「Red Sky」がデンマークジャズベストアルバム大賞とベストアーティスト賞にノミネート。

▪︎ クラウス・ノルゴー(ベース)
Klaus Nørgaard / Bass
1978年デンマーク、ヴィボルグ生まれ。コペンハーゲンを拠点に活動。オーフス王立音楽学院で学位を取得。ベン・ストリートに師事。ジョージ・ガゾーン、アーロン・パークス、ヤコブ・ブロらと共演。

『僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚』に5作品が掲載されました!

『僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚』優秀録音盤にCloudのアルバムから5作品がセレクトされました!

マグナス・ヨルト『サムデイ ライブインジャパン』など下記の5アルバムが選ばれました。

1.Magnus Hjorth/Someday. Live in Japan、recording engineer/Akihiko Goto

2.Magnus Hjorth, Petter Eldh, Kazumi Ikenaga/Plastic Moon、recording engineer/Bjarne Hansen
3.Hans Ulrick&Lars Jansson Trio / Equilibrium+  、recording engineer/Lars Nilsson, Bjarne Hansen
4.Peter Rosendal Trio /crescent、recording engineer/ Bjarne Hansen

5.Atzko Kohashi, Frans van der Hoeven, Sebastiaan Kaptein /Lusion、recording engineer/ Frans de Rond

1は東京でのライブ録音、2,4はコペンハーゲン録音。3は名エンジニアと言われる二人の作品、年代の違うコペンハーゲンとイェーテポリ録音を新たに日本でマスタリングし直したものです。5は小橋敦子さんプロデュース、アムステルダムのエンジニアによる録音です。

『僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚 オーディオファンも聴いておきたい優秀録音盤』

田中伊佐資著 /ディスクユニオンブックス

詳細はディスクユニオンのサイトでどうぞご覧ください。僕が選んだ「いい音ジャズ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年もどうぞよろしくお願いします

Happy New Year 2017

 

JazzTokyoのコラムで稲岡邦彌さんが、小橋敦子さんのトリオの白寿ホールコンサートを2016年のベストコンサートに取り上げていらっしゃいます。

11月17日のトリオのコンサート、一部と二部の2回とも聴かせていただきましたが念願の「Lujon(ルージョン)」を生で聴くことができ、夢の中を漂っているような至福。素晴らしい内容でした。そのコラムの中でCloudのことにも触れていただき恐縮です。とても嬉しいです。

『Lujon』のパッケージも素敵ですが、オノマトペに銀箔を使った表紙の『蟬丸 -陰陽師の音』(2016年9月リリース)のパッケージもなかなか素敵です。CDに入れた虫の声、森の音や音楽からだけでなく、ブックレット部分の文字や紙の質感からも音を感じていただけるように作りました。こちらも手にとっていただけましたら幸いです。

 

昨年末、12月20日に大竹まことさんの番組「ゴールデンラジオ・大竹メインディッシュ」で『蟬丸 』の宣伝をしてまいりました。大竹まことさん、はるな愛さん、文化放送の皆様、スペースシャワーの皆様、獏さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

というわけで、今年も頑張って作っていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

Category:Media, News 

2016年、ありがとうございました!

今年も大変お世話になりました。

ニコライ・ヘス『ラプソディ』スガダイロー&夢枕獏『蟬丸 陰陽師の音』

全く違う2枚をリリースさせていただいた今年、たくさんの方との出会うことができました。そしてたくさんの方にお世話になりました。

ライブにお越しいただいた皆様、アルバムをお買い上げくださった皆様にも深く感謝を申し上げます。
来年も心に留めていただけましたら幸いです。
どうぞよいお年をお迎え下さい。
Thank you very much for your warm support and following over the past year.Hope you have a wonderful holiday.

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Category:News 

『蟬丸』発売記念コンサート終了いたしました。ありがとうございました!

10月19日求道会館での『蟬丸』発売記念コンサートにたくさんのご来場をいただきましてありがとうございました。

<List>

ピアノソロ

龍神祭

長慶子

道満

蟬丸

晴明

陰陽師メインテーマ

一行の賦

<出演>
朗読:夢枕獏
ピアノ:スガダイロー
ベース:東保 光
太鼓:辻 祐
龍笛:松尾 慧

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写真:長谷川健太郎

CDBOOK『蟬丸 -陰陽師の音- 』収録曲について

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CDBOOK『蟬丸 陰陽師の音』収録曲

1、一行の賦 (作曲 芝祐靖)

映画『陰陽師』の中で、龍笛・葉二(はふたつ)を源博雅が吹くシーンで使われた美しい楽曲です。曲の背景音として流れているのは、京都下鴨神社で秋に実際に録音された虫の音です。

2、縄文 (作曲 辻祐)

林英哲に師事する辻祐によるソロ。縄文の神を召喚するようなリズムで始まります。

3、陰陽師・メインテーマ (作曲 梅林茂)

フィギュアスケート羽生結弦選手の2015-16シーズンのフリープログラム「SEIMEI」で使用されたことで話題になった映画『陰陽師』のメインテーマをスガダイローが新たに編曲。

アルバムの中では龍笛と磐笛(いわぶえ)が使われています。磐笛は縄文の頃から吹奏祭具として使われた石でできた笛です。

4、蟬丸 (作曲 スガダイロー)

逢坂山に住む琵琶の名手・蟬丸の元に3年間通い続けたという「今昔物語集」にある源博雅の有名なエピソード。それを今回初めて夢枕獏が『陰陽師』の短編として書き下ろしました。曲はこの小説「蟬丸」に出てくる琵琶の秘曲「啄木」をなぞらえた琵琶の音を模した東保光のベースで始まり、松尾慧の龍笛とスガダイローのピアノの美しいメロディが続きます。後半に流れる虫の音、その音の一つとして夢枕獏も録音に参加しています。

5、蟬丸もののけと語る 

アルコ奏法を使ったベースと、ピアノの小編。

6、龍神祭 (作曲 スガダイロー)

『陰陽師・夜光杯ノ巻』(文藝春秋)に収録されている「龍神祭」をトリビュートした作品です。「龍神祭」は小説『陰陽師』の中の、音楽を題材にした短編の一つ。「龍神祭」は、善女龍王によって盗まれてしまった源博雅の笛を取り戻すために晴明、博雅、蟬丸が神泉苑へ舟を浮かべ、天竺にあるという阿耨達池(あのくたっち)へ向かうという幻想的な話。神々の集う天竺にあると言われる阿耨達池をイメージした曲です。阿耨達池は仏教経典に書かれた想像上の湖ですが、チベットにあるマーナサロワール湖だとも言われています。

7、道満 (作曲 スガダイロー)

蘆屋道満は、官位を持つ安倍晴明と異なる在野陰陽師。狡獪で奔放なイメージを持つ一方、小説『陰陽師』の様々な場面に登場し晴明とはまた違う魅力を見せます。

妖かしや静謐の美しさだけでなく、おどろおどろしさや激しさもまた小説『陰陽師』の大きな魅力です。

曲の始まりでピアノベースと共に使われている打楽器は、奈良時代から仏教儀式で使われてきたシンバルのような楽器、鐃鈸(にょうはち)です。静かな曲から一転して、ピアノと太鼓のダイナミックな掛け合いも「道満」の曲らしくアルバムの中では大きな聴きどころです。

8、晴明  (作曲 スガダイロー)

簀子の上での博雅と晴明との会話、すべてを達観したような晴明の雰囲気が伝わってくるような曲です。

9、しのびよる森の神々 (作曲 スガダイロー)

小説「蟬丸」の中からオノマトペ(擬音語)だけを抜き出し、そのオノマトペに実際の音をつけるという逆転の発想で、スガダイローがアルバムの中で「音の小説」にしたものです。その擬音に「蟬丸」曲のメロディが重なり、新しい一つの作品になっています。小説「蟬丸」に描かれた様々なオノマトペ、そのひとつひとつの音はスタジオでミュージシャンが実際に録音しました。例えば、曲の一番最初に出てくる「ほっ」は月の出の音、最後の方で4度鳴り響く銅鑼の音は四天王が次々に現れる様を表しているということです。小説「蟬丸」を読んでから音を聴いても、音を聴いてから「蟬丸」を読んでも、何度も楽しめるというCDBOOKならではのコラボ作品となっています。

10、陰陽師・メインテーマ~蝉丸は眠らない~ 

ベースとピアノだけの小編。

11、長慶子 (作曲 源博雅)

平安時代中期に源博雅が作曲したと言われている曲。様々な行事で参集者が退場する時の音楽として用いられてきました。雅楽で演奏される伝統的な「長慶子」とはまた違い、物語の中で森の精霊と呼応しあうかのような自然な演奏です。演奏の最後の方で背景に流れてくる音は、京都の街に唯一残る1200年前のものと同じ「糺ノ森の自然音」。耳を澄ますと、泉川のせせらぎ音の他に鳥の鳴き声や樹の葉の擦れ合う音など10種類ほどの音が聞こえてきます。

*「糺ノ森の自然音」と「下鴨神社の虫の音」は、京都精華大学教授小松正史さんによる録音。その時のエピソードは『蟬丸』のBOOK部分で小松さんが解説されています。音の専門家である小松正史さんの、音について書かれた文章も大変に興味深い内容です。

Category:News Tag:

9月21日(水)スガダイロー×夢枕獏『蟬丸-陰陽師の音』発売

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夢枕獏が「蟬丸」を書き下ろし、スガダイローが「蟬丸」に曲を書く。
小説と音楽がリンクする、これまでにない新しい『陰陽師』の[CD+BOOK]が誕生しました。シリーズ590万部突破『陰陽師』30周年記念作品です。
 

[CD]
ピアノ:スガダイロー
ベース:東保光
太鼓:辻祐
龍笛:松尾慧
 
背景音録音:京都精華大学教授 小松正史
 
曲目
1 一行の賦 背景音「下鴨神社の虫の音」
2 縄文
3 陰陽師 ・メインテーマ
4 蟬丸
5 蟬丸もののけと語る
6 龍神祭
7 道満
8 晴明
9 しのびよる森の神々
10 陰陽師 ・メインテーマ 〜蟬丸は眠らない〜
11 長慶子 背景音「糺ノ森・泉川の流れ、鳥の声、葉擦れ音」
 
作曲
1 芝祐靖 2 辻祐 3,10 梅林茂 11 源博雅
4,5,6,7,8,9 スガダイロー
 
[BOOK] 56p

夢枕獏 『陰陽師』書き下ろし短編 蟬丸
東雅夫 小説『陰陽師』が奏でる音楽
小松正史 『陰陽師』の音、京都の音
スガダイロー 「本は読めません」

 
制作 :Cloud, B.J.L. , AWDR/LR2
DDCB-13033 ¥3,500+tax

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新譜CDやライブの情報など随時更新してまいります。
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